塗装について

HOME > 塗装について

塗装への渾身のこだわりで輝き魅せるサービス

富んだバリエーションのボディカラーと、どんなバリエーションの塗装施工であってもそのひとつひとつ1台1台を意のままに操り車輌の装いを元の在るべき姿ありのままのあるがままのクルマ美貌へと惜しみ無く最善の技と術を施す!それが当社自動車塗装においての使命と考えております。

記事をもっと見る

そもそもの、メーカーにおける新車塗装のプロセスは、電着塗装という方法によって磁石の吸い付きの様な仕組みによって機械工業的かつ合理的に生み出されています(←カラーベース層)。塗装表面のクリア塗装の層(トップコート)においてもまた、一定で適切な環境と設備の基で機械的に生み出されているのがほとんどです。私たち板金塗装修理業ではそうした「工業機械的」に生み出された状態の美しさ、いわゆる「新車の出来映え」に対して、けっして引けを取らない仕上がりになる様に日夜、創意工夫をしながらも、「工業機械的」に対抗すべく「人間的モチベーション☆」によって取り組み、そして渾身のこだわりによって産み出しております。

>>>その他・サービスについて

閉じる

カラーコーディネート

私たちの取り扱う補修用塗料のカラー原色はおよそ150種類ほど御座います。原色とは、カラー色ベースそのものやメタリック、パールマイカ、...etc。その中からお車ごとの代表的な配合データに従って、およそ3〜20色近い原色を配合調合していきます。配合作成するにあたって、その量については多く作り過ぎても少な過ぎても不都合なので、お車1台ごとの塗りサイズに合った望ましい量をあらかじめ推測し、技術者自らの経験予測によって決定づけられます。決定づけられた量の塗料は更なる決定づけ、色の具合のチューニングを行う必要が生じます。たとえどんなに信憑性のあるデータに従い、同じ色の同じ型車種の色データの配合であっても色彩具合には必ずや違和感や差異があるものです。色のチューニングとはいわゆる調色の事です。調色は補修塗装をする上での大きな醍醐味でもあり経験センスも要します。また、その色彩具合を見て確かめる光源環境や、見て判断を行う技術者の主観と客観、迷いと悟り、不変や可変..etc。 と、摩訶不思議なセンス反映の境地だったりするものです☆決定づけた作成済みの限られた量の塗り題材料。塗り題材料から見せ与えられた色彩具合という課題テーマに対して、それをを客観的かつ主観的に評価して、表現したい塗料原色を加えていき、引き算をする事のできない足し算のみで色彩表現の更新を繰り広げていきます。通り過ぎない程度の最良の色彩具合の評価を、見極め見据えた時点を更に自己評価して終末します。そうした末、いざ現車への最終反映の塗装作業を行うことで最終の答え合わせとなり、且つ最終の色彩表現に終着することとなります。

ペインティングコンディション

塗装や塗料を扱う上で、作業性や仕上がりを左右しているのはもっぱら塗り温度(湿度)や塗料粘度です。メーカー新車塗装における塗りコンディションは工業的生産なので計算が尽くされた理想的な一定環境のもと、一定温度や一定粘度で日夜、一定の品質の塗装が保たれています。一方、私たちが 補修塗装を施す際は、塗りコンディションが一定という訳にはいかないハンデ環境を抱えています。そのハンデとは日々の気候による温度変動や湿気変動、それらがある状況下での「環境変動」の中での塗装作業をしいられている、ということです。理想的な新車の出来映えに引けをとらない塗装を施す為に、そして一定品質を創り、見出すためにはそれを助けるための「シンナー(溶剤)」と「ハードナ―(硬化剤)」でのセッティングが不可欠です。この二つの液剤添加でのコントロールやチューニングを行うことで、環境変動に順応対応して仕上り品質のオールシーズン一定化を図ることができているのです。二つのそれぞれの液剤の添加バランスは、気温によって使い分けができるようにいくつもの種類別けがされていて、その時時の気温や塗り範囲の大小、作業性の難易具合に合わせてシビアな調整と同調を意図的におこないながら、理想的一定品質の塗装出来映えを保つようにコントロール調整を図りながら行います。大雑把なニュアンス説明でしか伝えきれませんが、塗料は生ものとしての扱いと言っても過言ではありません。とてもたいへんデリケートでシビアな調整措置なので、塗装工程においての肝心カナメのペインティングコンディション作法といえるでしょう☆

塗膜コンディション&ボディケア

塗り作業を済ませ塗膜の硬化乾燥の工程をふまえ、そのあとには最終的な塗膜コンディションケアの工程を済ませれば塗装作業はすべて完了となります。塗装した表面塗膜の外観調整や美化調整の仕上げ作業。いわゆる俗に言う「ボデーミガキ作業」の事です。どんなに熟練熟知した塗り技術やペイントコンディションや塗装設備によって最善を尽くしても、やむを得ずして微小の塗装ゴミやブツなどの付着からは逃れられない事象が生じてしまうため、そうしたミガキ処理作業が不可欠となるのです。更には機械工業的なオートメーションな塗り動作ではなく人動的による手塗り動作の塗り施しとなるので、塗り範囲の大きさによっては塗り継ぎ部分などが不均一な外観になる場合もあり、そうした部位においてもミガキを加え、整える必要も生じてしまいます。塗装を施した部分においては必ず塗膜状態を総点検、確認してそれぞれに見合った適切な表面処理をおこなってから、ミガキ作業に入ります。マシンポリッシャ−という器械道具とコンパウンド(研磨剤入り液剤)を巧みに操ることによって塗膜表面を新車塗膜同然の美しさと艶やかさに整うよう最善を尽くします。なお、ボデーミガキの作業は塗装を施した場合だけに限った作業ではありません。よく新車時にオプションで行うボディコーティング(艶維持&保護耐久)施工。卸したての新車の際にはボデーミガキの必要がないものの、経年経過ののちにコーティングを新たに施そうとした際には、必ずボデーミガキの作業を行って、コーティング塗布の事前下地を整えるのが一般的で不可欠となります。塗膜表面のクリア膜をコンパウンドによってひと皮ミガキ削(そ)ぐことによって、塗膜本来の艶光沢をよみがえらせ、クリア膜の素を露出させるためのボデーミガキ作業となります。そのあとにおける最終段階において塗り込み作業の工程がコーティング作業となります。多種ある業務用コーティング剤の効き目や持続性の優劣は、このミガキ作業の下地ミガキあっての効果発揮を担っているといえます。尚、当店では「ボデーオールミガキ施工」作業のご用命は受付けておりますが「ボディコーティング剤の塗布施工」についてはオールミガキ後の艶出し保護コート剤(一般市販コート剤)の塗布作業をミガキに付帯付属するかたちでのご提供となります。通常のコート剤であってもコーティング!☆と捉えて頂きご査収いただければ幸いです☆